映画「スリー・ビルボード」アカデミー賞作品賞ノミネート「シェイプ・オブ・ウォーター」と並ぶもう一本の注目作
スリー・ビルボード
『スリー・ビルボード』予告編 | Three Billboards Outside Ebbing, Missouri Trailer
少し前から劇場でも流れていた予告編。見ました?
アカデミー賞作品賞にノミネートされたもう一本の注目作。
この作品も「シェイプ・オブ・ウォーター」と並んで絶対劇場で観たい作品の一つです。
しかしこの母親の恐れを知らぬその言動。バックグラウンドは重いテーマであるわけですが
殴る罵るは当たり前で、ティーンの股間に躊躇なく蹴りを入れるシーンは爽快ですらあります。
実は記事は書いてませんが、「ダンケルク」を劇場で観て
それほど面白いとは思わなかったんですね。
確かに敵兵を一切映さない手法や、船外から一方的に撃たれる等、見えない恐怖は感じましたし
最後のシーンのトム・ハーディが駆るスピットファイアの燃料が尽き、空を静かに滑空するシーンはとても綺麗だった。
ドッグファイトも興奮しました。
けど、何か足りなかった。
イギリスの民間船が危険を顧みず救助に向かって、その船達が海一面に登場するシーンでもっと感動して良いはずがそうじゃなかった。
トム・ハーディの行動には胸を打たれましたが、涙は出てこない。
なんか戦争映画として綺麗過ぎるからでしょう。
そういう作品なんですね。
さあそれに対して「シェイプ・オブ・ウォーター」と「スリー・ビルボード」
前予想通りの作品なのか、それとも日本人には伝わらない作品なのか
ですが観に行きたくて仕方がないオーラを出しているのは間違いないのです。
「スリー・ビルボード」は2018年2月1日全国ロードショー。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は同3月1日からロードショー
最後は予告編でもあった例のシーンでサヨナラです。
画面一番奥、膨よかな女性のリアクションがいい味出してます。