映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラリー:リミックス」そしてグルートは反抗期へ(原題:Guardians of the Galaxy Vol.2)
ガーディアンズ・オブ・ギャラリー:リミックス
2017年公開
監督 ジェームズ・ガン
キャスト クリス・プラット
木(ヴィン・ディーゼル)
アライグマ(ブラッドリー・クーパー)
カレン・ギラン
ポム・クレメンティエフ
前作のあらすじ
1988年アメリカ合衆国ミズーリ州。母親を病気で亡くした少年ピーター・クイルは宇宙海賊ヨンドゥの宇宙船に拐われる。その後成長した彼はスター・ロードと名乗り宇宙で泥棒稼業を生業としていた。
ある日彼は「オーブ」という秘宝を手に入れ、育ての親ヨンドゥや怪人サノス、そしてロナンとその部下ガモーラや賞金稼ぎのロケット&グルート達から狙われる羽目に。
そのオーブは実はインフィニティー・ストーンというとてつもない力を秘めた石だったのだ。
一時はロナンに石を奪われるも、クイルはガモーラやロケット、グルート、ドラックス達と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を結成し、石を奪い返す事に成功。
そしてまた銀河に平和が訪れた。
タイトルで既にちょっとネタバレしちゃってるんですけど、本日から公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラリー:リミックス」今日はユナイテッド・シネマ会員デー1000円の日だったので早速観て来ました!
前作が2014年だから3年経ってるんですね。今回は仲間も増え、苗だったグルートも子供にまで成長してました。子供故に無邪気で可愛いいんですよね。それは良いんですけど
なんか最近映画館に行く度にカート・ラッセルが出でくるんですよ。
「バーニング・オーシャン」「ワイルド・スピードICE BREAK」そして今日の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と3回連続出演。
6時間映画を観たとして、ずーっとカート・ラッセルが手を替え品を替え出てくるわけですよ?
髪の毛を立てたり、オールバックにしたり、ボサボサにしたりして。
いくら映画好きっていったってそこまでカート・ラッセルが好きじゃないし、水着を脱ぐわけでもない、ましてやどちらかと言えばオールバックで濃い俳優な訳ですよ?それを6時間鑑賞し続けたらどうなるか?唐揚げを腹一杯食べてサラダ油を飲んだ気持ちと言えばいいかなー。
今度観る映画のキャストを全員下調べしてから行った方がいいかも知れない。振り向けばラッセル。ラッセル恐るべし!
ストーリー
前回の戦いから数年、スター・ロードことピーター・クイル達「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は人工惑星ソヴリンで貴重なアニュラックス電池を守る為、その任務に就いていた。
無邪気なベビー・グルートが遊びまわる中、膨大なエネルギーを蓄えるアニュラックス電池を好物とするどでかいモンスター「アビリスク」が現れる。一体彼等はそのモンスターから貴重な電池を守ることができるのか?
ここからネタバレ
キャスト
スター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)
テラ(地球)のアメリカ合衆国ミズーリ州出身。チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のリーダー。前回でインフィニティー・ストーンを掴んでも死ななかった男。なぜ死ななかったのかは今回明らかになる。そして彼の実の父親の正体も明らかに。気になるガモーラとの恋仲は?
ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)
非常に俊敏な暗殺者。今作は義理の妹であるネビュラとの関係が大きくクローズアップされる。同じサノスに育てられ違う運命を辿った二人。出来の良い姉と姉に比べ出来の悪かった妹。
二人は果たして和解することが出来るのか?前回少し"良い感じ"になっていたクイルとの関係も気になる。
ベビー・グルート(ヴィン・ディーゼル)
ロケットの相棒。前作で味方を庇い苗木になってしまったグルート。子供サイズに成長して登場。姿は変わっても優しいところは変わらない。怒らせると怖いところも変わらない。700回のクリック後(ワープ後)に緑色の液体を吐くシーンは今作の可愛らしさNO1なので必見。
ロケット(ブラッドリー・クーパー)
武器が大好きな改造アライグマ。そもそも本人は地球に行ったことがないのでアライグマを知らない。気性が荒いのは改造されてしまったが故の心の闇。今回も天才的な操縦を見せる。でもピンチで操縦桿を奪い合うのは止めた方がいいと思う。
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)
ユーモアが通じない笑いのツボもオカシイ筋肉星人。逆に嘘がつけないとも言える。でもチームで一番の仲間思い。写真は青いゼリーを食べてる所。そんな量で足りるのか?
ヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)
クイルの育ての親。赤い槍を変幻自在に操る元ラベジャーズの宇宙海賊。前作ではクイルを誘拐したとされていたが、それは実の父親エゴからの依頼だった。子供を誘拐し掟を破った罪でラベジャーズから追放されてしまう。そして今作でヨンドゥが実の父親エゴにクイルを渡さなかった理由が明らかに。
エゴ(カート・ラッセル(笑))
クイルの実の父親。「天人」という宇宙でもごく僅かにしか存在しない宇宙人というか惑星。何を言ってるか分からないだろうが言ってるこっちも分からない。一つ言えるのは、脳が物質を操り惑星を作り上げその惑星が作り上げた人の姿。(わからない)
地球でメレディス・クイルと出会い二人の間に主人公ピーター・クイルが生まれる。
しかしその本当の目的は恐ろしい計画だった、、、
マンティス(ポム・クレメンティエフ)
エゴの世話係。「エンパシー」という触った相手の意識と共感する能力を持つ。僅かながら意識のコントロールも出来るらしい。頭に生える触覚は低いドアをくぐる時に頭をぶつけない為か?とドラックスに馬鹿にされる。
ネビュラ(カレン・ギラン)
ガモーラの義理の妹。ガモーラと一緒にサノスに育てられ、同じく暗殺者に仕立て上げられる。彼女の体が機械で出来ている理由は悲しいエピソード。そのせいで姉であるガモーラとサノスに復讐心を抱き続ける。和解の日は来るのか?
人工惑星ソヴリンの女帝。ガーディアンズにアニュラックス電池の護衛を依頼する。しかしロケットにアニュラックス電池を盗まれ激昂し執拗に追い続ける。自分たちは完璧だと自負するが、ロケット達を何度も取り逃がす所を見るとそうではないらしい。常に他者を見下す自尊心が高い人種。次作以降も絡んでくるのは間違いない。
感想
公開当初なのもあるのでネタバレは少なめです。前作はドラックスが失った家族の遺恨に蹴りを付けた形でしたが、今回は主人公のクイルの親子関係とガモーラ姉妹の遺恨がテーマでした。
それ故にちょっと長くて中弛みしてしまうんですね。それが残念だったかな。
あとはネビュラが機械人間になる過程が明らかになって何故彼女が復讐心に燃えるのかが分かります。まあサノスはアベンジャーズとの対決が待ってますし、ネビュラもきっと登場するでしょう。
アベンジャーズ最新作の「アベンジャーズ・インフィニティー・ウォー」ではガーディアンズとドクター・ストレンジが共演するそうですからね。
そしてヨンドゥ役のマイケル・ルーカーと言えば、犯罪者役や悪人役ばかりですが今回はカッコイイんですね。本人も撮影が楽しくて仕方がなかったそうで、今回一番良い役回りだったんじゃないかと思います。彼こそが父親だった。
更にネタバレなので観に行く人は注意!
そして今回のサプライズ?なんとシルベスター・スタローンが登場!
知らなかったのでビックリした。まさかマーベル作品に出演するとは、、今後登場するか分かりませんが面白い組み合わせですよね。
そして気になるクイルとガモーラとの関係。クイルはガモーラが好きなわけですが、ガモーラはイマイチ素直になれず中々距離が縮まらないんですね。でもエンディングではなんと彼女が素直な態度を示し良い雰囲気で終わります。
女性からの好きとは言えないけど察してよみたいな関係良いですよね~。まあ次作ではまたいがみ合ってる可能性もありますが(笑)
そしてグルート!エンディング後の映像ではなんと子供から少年に成長していました!しかも部屋中を木だらけにして汚くてクイルから「掃除する身にもなってみろ」と怒られるんですね。でも顔すら向けずにずっとゲームに夢中で完全に反抗期入ってました(笑)
そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3もその場で明言されてましたね。
次作も気になるけど、アベンジャーズ・インフィニティー・ウォーがもっと気になる!
それではネタバレはこの辺にして今回の紹介はおしまいです。最後はカート・ラッセルの記憶を消すべくベビー・グルートの画像で癒やされてさよならです。
仲間たちの戦いを他所に曲に合わせて踊るグルート
戦闘中で忙しいガモーラ姉さんになぜか挨拶するグルート。
そのグルートに怒りながらもニッコリ笑顔を返す優しいガモーラ姉さん。
戦闘機から外れたガトリングガンをぶっ放すガモーラ姉さん。
大群に追われる中、操縦席でお菓子を食べるグルート。
壊れた宇宙船から皆を送り出すグルート。
結構感動しているグルート。
泣きそうなグルート。心はとっても優しい。
ロケットから爆弾の操作を教わるグルート。
結構真剣に話を聞く。
今度は分かったらしい。
そしてまた間違える。
ロケットが目を離した隙に爆弾を強奪するグルート。
そして全滅を覚悟するロケット。
二人はいつも仲良し
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