映画「ロスト・バケーション」人食い鮫映画の中でダントツに面白い作品(原題:The Shallows)
ロスト・バケーション(PG12)
2016年公開
監督 ジャウマ・コレット=セラ
キャスト ブレイク・ライヴリー
オスカー・ジャネーダ
ブレッド・カレン
セドナ・レッグ
ジャネール・ベイリー
ディエゴ・エスペヘル
邦題がアレなので何の映画か分かりにくいけど人食い鮫が出て来る映画です。
90分弱という短い尺ながら非常に面白かった。原題のshallowsとは浅い、浅瀬という意味だそうです。
ちょっと前にWOWOWでやっていて録画だけしといたんですけど深夜に一人で観たら引き込まれてあっという間の90分。
「ジョーズ」に始まる人食いサメの映画って一度は見たことあると思うんですけど、その中でも一番好き。設定もシンプルで鑑賞に集中しやすい点も大きい。
自分は海なし県なのでサーフィンはしませんが、波が高い太平洋側の海岸によく遊びに行き、足の届かない所まで泳いでいって高い波に攫われ数回転し、岸に打ち上げられる遊びをよくしていました。(この遊びなんていうの?)
それは良いとして。
この映画は前半は完全にエロ目線でのカメラワーク。尻を後ろから撮ったりと何の映画か一瞬忘れそうになる甘美な時間。そして海岸や砂浜、サーフィンを水中から撮影する映像美。
途中カモメのお友達が出来たり、GoProと思われるカメラやSNSを使った現代的な物も出てきたり。
人食い鮫映画というよりサバイバル映画として観た方が正しいのかもしれない。
「127時間」っていうロッククラーマーのやはりサバイバル映画があるんですがあれを思い出しました。
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バーニング・オーシャン
2016公開
監督 ピーター・バーグ
キャスト マーク・ウォルバーグ
ジーナ・ロドリゲス
ディラン・オブライエン
以前に"2017年 観たい映画"でも紹介した「バーニング・オーシャン」
今日観てきたのでその紹介です。
2010年にアメリカのメキシコ湾沖で起こった原油流出事故。その石油採掘施設(ディープウォーター・ホライゾン)を巨大なセットを建造して撮影されそうです。
3つに別れたセットを合わせると実際の石油採掘施設の85%にあたるそうで、建造に8ヶ月かかったそうです。これを一から作ったのかと思いながら観てました。
海洋のディザスタームービー(災害映画)といえばタイタニックやディープ・インパクトが有名ですがあれはCGでしたよね。
さてこの石油採掘施設、実際には海に浮いていて移動する「半潜水海洋石油採掘施設」というのだそうで動く事にも驚きですが、中でもディープウォーター・ホライゾンは最新鋭の設備を備えていてデッキの広さはサッカー場程、船倉には映画館やジムもあったそうです。
そしてこの施設は韓国で建造されスイスのトランスオーシャン社が所有。それをイギリスのエネルギー関連の大手BP社が借り手とし石油採掘を行っていたそうです。
GS経営からは手を引いたようですがエンジンオイルのカストロールでおなじみですね。
今回のこの映画、普段行く前橋のユナイテッド・シネマでは上演してなくて足利のユナイテッド・シネマに行って観てきました。
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