映画ブログ~鑑賞記録~

鑑賞した映画の紹介や感想です

「ラ・ラ・ランド」作品賞と脚本賞を逃した映画(原題: La La Land)

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ラ・ラ・ランド】(2016)(原題: La La Land)監督賞、主演女優賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞

【監督】         デミアン・チャゼル(監督賞)

【キャスト】 ライアン・ゴズリング

       エマ・ストーン(主演女優賞)

                  J・K・シモンズ

                 ジョン・レジェンド

 

金曜日はユナイテッドシネマ「会員デー映画1000円」なので行ってきました。

平日は会員デーでもだいたい空いてるんですけど今日は混んでましたね。女性も多かったかな。

アカデミー賞14部門にノミネートされてましたけど作品賞は逃しちゃいましたね。

マンチェスター・バイ・ザ・シー」「ハクソー・リッジ」は楽しみです。

 

ラ・ラ・ランド

さて本題の「ラ・ラ・ランド」ですが

ミア(エマ・ストーン)とセブ(ライアン・ゴズリング)の恋愛ストーリーです。

 

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ミアはコーヒーショップでバイトしながらスクリーンのオーディションを受けては落ちを繰り返し、夢未だ叶わずな女の子

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セブはジャズピアニストで将来は自分の店を持ってそこで好きなジャズを好きなだけ演奏したいという夢を持ち

でも現在はバーで不本意なジャンルを演奏しながら生活をしているというこちらも夢半ばな男性

そんな二人が偶然な出会いが重なり関係を深め夢を叶えていくというストーリーです。

 

感想

サントラは良いです。今も聴きながら書いてます。

ただ、全体的に軽いノリで進んでいくのでそういうの好きな人向けなのかな。

レ・ミゼラブル」は好きなんですけどね。

当たり前なんですけどミュージカル映画って歌ってる時間が長いわけですよ。

2時間30分あってドラマ部分が限られてくる。そこを歌や踊りで内面を表現するんだと思うんですけど。この「ラ・ラ・ランド」訴えて来るものが少ないというか。

トーリーもごく普通の恋愛物です。

唯一、主人公のミアが叔母さんの事を語るシーン「Audition」という歌

ここはほんと感動しました。

オーディション中のミアの語りから自然な流れで曲に入っていき、歌詞も良くて聴き入ってました。

彼女の内面を本当に良く表していた演技だなと思いました。

「Start a Fire」も好きです。ここは二人はあんまり関係ないですね(笑)

最後の回想シーンも男のどこか楽観的で非現実的な女々しい部分を表現していて良かったと思いました。

女性のミア目線ならもっと現実的で違う回想になってただろうなと思う。

新しい何かを得るには何かを失わなければならない時がありますよね。

恋人や時間やお金だったり

得た物と失った物。

でも結局飛び込んでみないと天秤に掛ける事が出来なくて、時には失った物の大きさに絶望する時もあるし、飛び込んで良かったなと心から思う時もある。

セブの最後の表情はその回想をして尚、後悔もあるにも関わらず笑って見せた男らしい笑顔だなと思いました。

あんな風に笑えたら素敵だな。

カラフルで楽しくて「作品賞」脚本賞を逃した映画。

そんな作品です。

 

サントラはAppleMusic会員なら無料で聴けます。検索してみて下さい。

 

 


La La Land (2016 Movie) Official Teaser Trailer – 'Audition (The Fools Who Dream)'

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック