2017年に観た映画。じゃあ、いったいどの映画を薦めるのか?
分かりやすいタイトルです。
腹の中も決まっているので記事も書きやすい。
2016年なら、諸手を挙げて「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でしょう。
しかし2017年、「沈黙-サイレンス」に始まり「マグニフィセント・セブン」「ラ・ラ・ランド」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「ハクソー・リッジ」「ダンケルク」「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」「ブレードランナー2049」「スターウォーズ/最後のジェダイ」など
著名作が幾つもありました。
ここに挙げた映画は誰かが薦めるでしょうし、いずれ観る機会が来る。
だから特に誰かに教えたいという衝動にも駆られません。
でも2017年、この作品はいつか観て欲しいというたった1つの映画がありました。
敗残国であるナチスの少年兵達が、デンマークで無理矢理地雷の撤去をさせられる戦後映画ですが
映像の綺麗さとは対象的に起こる痛ましい死。
その少年のほとんどが見知らぬ国で命を落とし、唯一の家族である兄を失う弟や、
終わったかに見えた地獄がまた繰り返されたり
アカデミー賞の外国語映画賞ノミネートというのはどうでも良くて
「こういう過去があったのだな」と知っておくべき映画だと思いました。
実は1/18にWOWOWで字幕版が放映さえれるそうなので
機会があったら是非観て欲しいと思います。
男も女も大人も子供も苦しみ抜いた戦争という時代。
その子供に焦点を当てた悲痛な哀しい物語です。
観た方はその悲痛なシーンに思わず口に手を当て驚いてしまう事でしょう。
そういうショッキングな題材ですが、きっと記憶に残る作品になるし
知っておいて損はない映画だと思うのです。