映画「グローリー」心を揺さぶる戦争映画。アメリカ南北戦争史上、最も困難な道を歩んだ陸軍歩兵連隊(原題:Glory)
グローリー
1989年公開
監督 エドワード・ズウィック「ラスト・サムライ」「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」
キャスト マシュー・ブロデリック
ケイリー・エルウィス
ジミー・ケネディ
アンドレ・ブラウアー
ジョン・フィン
アメリカ南北戦争時代。
北部の奴隷解放賛成派と南部の反対派が争った時代。
これは現在もボストン・コモン(アメリカ最古の都市公園)に建てられている「第54マサチューセッツ歩兵連隊」の栄光を讃えた記念碑です。
そしてこの映画はアメリカ陸軍初の志願兵による黒人だけで編成された陸軍歩兵連隊(第54連隊)を扱った作品です。
Gloryとは栄光とか栄誉、名誉という意味だそうです。ついこの前、WOWOWで放映されていて数十年ぶりぐらいかな。久々に観ました。
しかし当時抱いた印象とはだいぶ違う感想もあって
当時は鬼軍曹が嫌なやつだなとしか思ってなかったのですが、実はそうではなかったり、指揮官であるロバート・グルード・ショーの部隊に対する思いとか。
そして改めて思ったのは戦争を扱った作品の中では(1980年代以降)5本の指に入る作品ではないのかと思ったので紹介したいと思いました。
1998年に公開された誰もが知る作品「プライベート・ライアン」(原題:Saving Private Ryan)
それ以降、戦争映画の表現方法は良い意味で一変し
ゴア表現がキツくよりリアル感を持ち、しかしそれを代償に老若男女誰もが観るジャンルではなくなりました。
自分は寧ろSaving Private Ryan以降のゴア路線の戦争映画が好きです。バンド・オブ・ブラザースに始まる第二次世界大戦を扱った海外ドラマも何度も見返す程好き。
しかしそういう表現を使わずとも、深く引き込むこの作品を紹介したいと改めて思いました。
鑑賞し終わったあとどう感じるか。この先は全てのネタバレです。今まで観たことが無いのであればこの先は見ずに鑑賞した方が良いのではないかなと、そんな風に思います。
続きを読む「ア・ダーク・ソング」黒魔術という文化(原題:A Dark Song)
ア・ダーク・ソング
A Dark Song - Official Trailer I HD I IFC Midnight
2017年 4月 28日 ※米公開
監督 リアム・ギャビン
キャスト スティーブ・オラム(ジョセフ・ソロモン)
キャサリン・ウォーカー(ソフィア・ハワード)
スーザン・ラワネイン(ビクトリア・ハワード)
マーク・ヒューバーマン(ネイル・ヒューズ)
「黒魔術」我々には縁遠い文化。だからなおさら不気味に見える。オドロオドロしい雰囲気です。GIZMODOの記事で知りました。
日本には降霊という儀式はあっても魔術には程遠い。陰陽師がそれに近いのかな。
アメリカでもまだ公開されていない。トレーラーを観ているだけでワクワクしてきますね。
それにしてもこういう画像を美しいと感じる根源はなんなのだろう。人類共通なのか。ちなみにIMDbのレーティングは7.0
日本公開を待つしかない。ああ、早く観たい。例え単館でレイトショーだとしても。